関連する実験動画
Updated: Oct 15, 2026

External Cephalic Version: Is it an Effective and Safe Procedure?
Published on: June 6, 2020
胎児発育不全(SGA)出生児における外回転術の実現可能性および転帰
Satjeet K Deol Chauhan1, Emily Schlussel Markovic2, Rodney A McLaren2
1BronxCare Health System, Department of Obstetrics and Gynecology, New York, United States, New York.
Abstract:
目的ー米国産婦人科医会(ACOG)は、胎位異常の患者に対して外回転術(ECV)を提案することを推奨している。本研究の目的は、ECV施行後の在胎期間相当体重過小(SGA)児の出生における有効性と周産期転帰を評価することであった。研究デザインー本研究は、2021年から2023年の間に妊娠36週以降に出生した、出生体重2500g未満の単胎で奇形のない新生児の国家出生統計データを用いた集団ベースの横断的研究である。帝王切開(CD)の既往がある母親からの出生は除外した。出生例を、ECVを試みた群と、分娩誘発を試みずに逆子でCDに至った群に分けた。母体への不良転帰(輸血、集中治療室(ICU)への入室、非計画的子宮摘出術)および新生児転帰(補助換気の使用、新生児集中治療室(NICU)への入室、けいれん、サーファクタントの使用、死亡)について、ロジスティック回帰を用いて群間比較を行った。結果ー合計8,021例の出生が含まれた。8,021例のうち、812例(10.1%)がECVを試み、7,209例(89.9%)が一次的に逆子によるCDとなった。群間でベースライン特性に有意な差が認められた。ECVを試みた812例のうち、338例(41.6%)でECVが成功し、そのうち233例(68.9%)がその後経膣分娩となった。差を調整した後、ECVを試みた群は、一次的に逆子によるCDとなった群よりも、新生児の補助換気使用(aOR 0.65, 95% CI [0.46-0.92])およびNICU入室(aOR 0.48, 95% CI [0.40-0.58])のオッズが低かった。逆子CDコホートでは、ECVを試みた群と比較して母体輸血のオッズが高かった(OR 2.81, 95% CI [1.42-5.56])。結論ーSGA児の出生においてECVの成功率は41.6%であったが、ECVを試みた群では補助換気の使用率およびNICU入室率が低かった。